チェック・ポイント、複数ドメインのセキュリティ管理を簡素化する新モジュール


 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(以下、チェック・ポイント)は12日、複数ドメインのセキュリティ管理を簡素化する「Multi-Domain Management Software Blade(以下、MDMSB)」を発表した。

 MDMSBは、あらゆる規模の環境に対し仮想セキュリティ管理を実現できる新ソリューション。「Global Policy Software Blade」と「Security Domain Software Blade」で構成。セキュリティ管理を複数の仮想ドメインに分割し、分割したすべてのドメインに一貫性のあるグローバルポリシーを適用して、セキュリティの強度と整合性を向上する。

 所在地や部門、セキュリティ機能に基づいて、セキュリティ管理を複数の仮想ドメインに分割。各ドメインの独立性を維持したまま、セキュリティ管理の統合が可能となり、例えば、「ロールベースの管理機能を使用して、各セキュリティ機能の任務を分離しながら、ドメイン全体に対するファイアウォール、VPN、IPSなどのセキュリティ設定と管理を一元化できる」(同社)という。

 MDMSBは、現在のセキュリティ管理環境に導入可能。既存のインフラストラクチャを活用しながら、IT管理を簡素化できる。ワンクリックでいつでもセキュリティ管理を拡張し、新たなセキュリティドメインを作成することが可能。

 同日より出荷を開始。価格は、Security Domain Software Bladeあたり21万円。プラグ&プレイで簡単に導入できる専用アプライアンス「SMART-1」としても提供する。

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