日立がエントリーディスクアレイを拡充、搭載HDD数の強化モデルや低価格モデルを提供


BR1600シリーズ

 株式会社日立製作所(日立)は、エントリークラスのディスクアレイ「BR1600シリーズ」において、新モデル2製品をラインアップに追加し、25日より販売を開始する。新たに提供されるのは、搭載HDD数やインターフェイスを拡張した「BR1600E」と、従来モデルと同等機能ながらも低価格化を実現した「BR1600S」の2モデル。出荷は、いずれも6月30日より開始される。

 新製品のうち、BR1600Eでは、基本筐体に増設筐体を最大7台まで接続でき、従来モデルと比べて2倍となる、最大120台のHDDを搭載可能にした。またインターフェイスについても、最新の8Gbps FCポートを従来比2倍の最大8ポートまで拡張可能にしたことで、専用のSANスイッチを用意しなくとも、複数のサーバーと接続できるという。

 価格は、デュアルコントローラ、8Gbps FCポート×4、2GBキャッシュ/コントローラ、146GB HDD×3といった構成で285万2430円から。

 一方のBR1600Sは、4Gbps FCを採用したエントリーストレージ。従来モデルと同等の性能や機能を維持しつつ、価格を25%低減した。増設筐体を最大3台まで接続可能で、全体では60台のHDDを搭載できる。

 価格は、デュアルコントローラ、4Gbps FCポート×4、2GBキャッシュ/コントローラ、146GB HDD×3といった構成で178万7100円から。

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