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テクマトリックス、ソフトウェア開発における意志決定を支援するダッシュボードツール「Quomiru v2」を販売

 テクマトリックス株式会社は2日、ソフトウェア開発における意思決定を支援するダッシュボードツール「Quomiru」を機能強化した「Quomiru v2」を販売開始した。

 テクマトリックスでは、アジャイル開発の浸透に加え、昨今では生成AIの活用により、ソフトウェア開発の現場は生産性の飛躍的な向上という恩恵を受ける一方、新たな課題に直面していると指摘する。コード生成の速度と量が爆発的に増え、それに伴うテストの量や実行頻度も増大した結果、プロジェクトマネージャーや品質保証担当者、開発リーダーは、かつてないほどの大量のデータから迅速かつ的確な意思決定を迫られており、この「意思決定の負荷増大」こそが、現代の開発現場における喫緊の課題となっていると説明する。

 Quomiru v2は、こうした状況に対応するために、各担当者の役割ごとに知りたい情報を独自ボードで提示し、次に取るべきアクションの迅速な決定を支援するダッシュボードに進化した。「プロジェクトが健全に進行しているか」「プロダクトやソフトウェアがリリースできる状態か」という問いに、結論と根拠まで示し、さまざまなツールに分散した開発データを自動収集して一貫した定義の指標に集約することで、進捗・品質・リリース可否の判断を支援する。

 Quomiru v2 は、ワークスペース(プロジェクトの分析単位)ごとに、「プロジェクト健全性」「コード品質」「リリース可否」「開発活動」「開発生産性」の5つのボードを搭載し、それぞれの観点でプロジェクトの状態やリスクを確認できる。各ボードは自己完結しており、必要な詳細はそのボードのなかで確認できる。

プロジェクト健全性
リリース可否

 これらのうち、プロジェクトマネージャーと品質保証担当者が日々の判断に使う「プロジェクト健全性」「コード品質」「リリース可否」の3つのボードは、指標を元にリスクや状態をスコアリングし、結論を導き出す。これにより、プロジェクトが次に取るべきアクションの意思決定に役立つ。

 役割や組織の事情は現場ごとに異なるため、Quomiru v2では、標準の5ボードに加えて、必要なウィジェットを任意に配置したカスタムボードをワークスペースごとに作成可能にした。役員報告用、特定チーム用、特定リリース用など、運用に合わせたビューを利用者自身が組み立てられる。

 また、CSV/JSON/NDJSON/Excel形式で取り込んだ独自データからユーザー定義ウィジェットを作成でき、標準では対応していない社内独自の指標もダッシュボードに掲示できる。さらに、ある時点のワークスペースの状態を凍結保存するスナップショット機能を搭載し、2つの時点を並べて差分確認する時点間比較にも対応する。