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NTTPC、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwellを搭載した「GPUクラウド for フィジカルAI」を提供

 NTTPCコミュニケーションズ株式会社(以下、NTTPC)は2日、ロボティクス/フィジカルAI向けGPUパブリッククラウド「GPUクラウド for フィジカルAI」を8月1日に提供開始したと発表した。

 同サービスは、国内では初めて「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition(以下、RTX PRO 6000)」を採用するとともに、NVIDIA Omniverseライブラリやオープンなロボティクスシミュレーションフレームワークの「NVIDIA Isaac Sim」に対応し、デジタルツイン構築やロボットシミュレーションなどの開発環境として利用できる。

 これにより、製造業や物流業界におけるデジタルツイン活用やロボティクス/フィジカルAI開発の高度化を支援する。

(左)RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPUカード(右)RTX PROサーバー
フィジカルAIシミュレーションの様子

 NTTPCはサービス提供の背景として、自律システムを活用したロボティクス/フィジカルAIへの関心が高まっており、これらの開発においては仮想空間上でのロボットや設備の動作検証に加え、LLMやVLM(視覚言語モデル)などのAIモデルの学習・推論を行うための高性能なGPU基盤が不可欠だと説明する。

 一方で、半導体不足の影響によりGPUシステムの調達期間が長期化するとともに、価格高騰も続いており、顧客が必要なタイミングで迅速に利用できるGPU基盤の確保が課題となっているという。

 こうしたニーズに応えるため、NTTPCは、これまでオンプレミス環境の提供で培ってきた技術力を生かし、NVIDIA RTX PRO 6000 GPUを搭載したサービスを提供する。

 GPUクラウド for フィジカルAIは、NVIDIA OmniverseライブラリおよびNVIDIA Isaac Simの実行環境として、シミュレーション、デジタルツイン構築、合成データ生成などさまざまな用途に利用できる。

 また、AIモデルの学習に加え、NVIDIA NIMを活用したエージェントAI向け推論環境や、NVIDIA Isaac GR00Tなどのロボット向けのオープンな基盤モデルを安定した性能で実行でき、ロボティクス/フィジカルAI開発を支援する。

 顧客専用のベアメタルGPUサービスとして提供し、GPUリソースを他の顧客と共有しない占有環境により、安定した性能で利用できる。

また、GPU機器の調達や環境構築に伴う導入リードタイムを短縮し、お客さまが必要なタイミングで迅速に利用を開始できます。

 GPUクラウド for フィジカルAIの価格(税別)は、初期費用が15万円、月額利用料が160万円。最低利用期間は3カ月。