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日立情報通信エンジニアリング、属人化・複雑化した設計資産の課題を解消する「設計資産再構築・最適化サービス」を提供
2026年6月25日 11:00
株式会社日立情報通信エンジニアリングは24日、産業・自動車・医療機器分野などのシステム開発におけるソフトウェアやハードウェアなどの設計資産の再構築・最適化による高度化を支援し、AI活用に適した開発基盤へのモダナイゼーションを加速するサービス「設計資産再構築・最適化サービス」を提供開始すると発表した。
設計資産再構築・最適化サービスは、AIによる解析と日立情報通信エンジニアリングのエンジニアの知見を組み合わせ、既存コードの構造や設計意図を分析・可視化することで、ブラックボックス化した設計資産の全体像を把握し、構造理解を迅速化する。
長期運用により既存の設計資産が属人化・複雑化し、保守や改修の負担が増大している課題に対し、サービスでは、リファクタリングや構造見直しなど複数のアプローチにより設計資産の再構築と最適化を行い、将来の保守性・拡張性の確保に貢献する。
日立情報通信エンジニアリングはソフトウェアからハードウェア(アナログ・デジタル回路)まで幅広い領域にわたる設計・開発で多くの実績があり、これらの実績を生かして、設計資産を再利用可能な状態へ再構築・最適化することで、設計変更時の影響範囲の把握や改修のたびに増大する調査工数を削減するとともに、設計資産のブラックボックス化に起因する品質リスクを低減する。
サービスは、日立情報通信エンジニアリングが持つ多様な分野の受託開発で培った豊富なノウハウをメニュー化した「メニューベースエンジニアリングサービス」の新ラインアップとなる。顧客の課題や目的に応じてメニューを選択・組み合わせることで、設計資産の再構築から運用・継続に至るまで、一貫したエンジニアリングサービスを提供する。
設計資産再構築・最適化サービスでは、冗長な処理や複雑な依存関係を整理し、コード構造を最適化することで解析性を高め、設計仕様変更による影響範囲の特定や不具合解析を効率化する。これにより、コード品質の低下による解析工数の増大を抑制する。
ソフトウェアとハードウェアを分断せず、システム全体を踏まえて構造を整理し、設計資産の高度化を図る。これにより、部分最適による不整合や設計制約を防ぎ、保守性・拡張性を確保しながら、将来の変更に備えた設計不足の課題を解消する。
再構築した設計内容を仕様書や設計書として再整備し、設計意図や構成を理解可能なドキュメントとして整備する。そのドキュメントの利用により、設計資産の把握・引き継ぎ・再利用を容易にすることで、継続的な開発や将来への拡張にも円滑に対応できるようにする。
日立情報通信エンジニアリングはサービスの提供により、顧客の設計資産におけるモダナイゼーションを加速するとともに、AI活用による解析・設計支援の高度化を進め、設計資産を単なる蓄積から「再利用可能な価値ある資産」へと転換することで、顧客の開発効率向上と事業の継続的な成長に貢献していくとしている。
