ニュース

NTT西日本、大阪と福岡に次世代AI対応型データセンターの建設を発表

 NTT西日本株式会社は23日、AIの普及などにより高まっているデータセンター需要に応えることを目的に、日本国内の重要なデータセンター集積地である大阪と、新たなデータセンター集積地として期待される福岡に、次世代AI対応型のデータセンターを新設すると発表した。これらのデータセンターを通じ、海外接続している福岡と大阪・東京を接続し、NTTグループのAIネイティブインフラ「AIOWN」の展開を推進するとしている。

 NTT西日本では、AIの進化・普及に伴いAIの推論精度向上や回答速度の高速化に対するニーズが高まり、国内外を問わずAI対応型データセンターの建設需要も増加していると説明している。特に、日本国内のデータセンター集積地の一つである大阪エリアでは、将来的な供給不足が予測されているという。また、福岡エリアは海外との接続点として、海底ケーブルの陸揚げを機に、データセンターの分散に向けて新たな集積地として期待されているとしている。

 こうしたことから、新たなデータセンターの建設は、大阪エリアおよび福岡エリアの地域社会と企業顧客に対して持続的かつ高品質なデジタルインフラを提供する両エリアにおける戦略的中核拠点と位置付けるとしている。

 新たに建設する「大阪南データセンター」は、堂島・曽根崎に次ぐ、大阪エリアの生成AIを支える都市型ネットワークデータセンターとして、AI向け液冷に対応(一部フロア)し、堂島・曽根崎データセンターなどとファイバー直結による事業者間の光相互接続や、APConnectによる郊外データセンターおよび福岡・東京との接続にも対応する。ITロードは8MW、所在地は大阪府大阪市中央区。竣工予定時期は2031年度。

 同じく新たに建設する「博多データセンター」は、アジアと大阪・東京との相互接続および地域分散型データセンターを支えるゲートウェイ拠点として、AI向け液冷に対応(一部フロア)するとともに、海底ケーブルと直結し、APConnectによる大阪・東京との接続に対応する。ITロードは5MW、所在地は福岡県福岡市博多区。竣工予定時期は2029年度。

新データセンターのイメージ

 NTT西日本は、AI時代を支える都市型データセンターを継続的に提供・拡大し、海底ケーブル陸揚げ局や他のデータセンター拠点との相互接続を拡大することで、AIネイティブインフラ「AIOWN」の展開を推進し、西日本全体の産業活性化や地方創生に貢献していくとしている。