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NTT西日本、NTTスマートコネクト、アット東京の3社、西日本エリアのデータセンターなど次世代インフラ整備で共同検討

 NTT西日本株式会社、NTTスマートコネクト株式会社、株式会社アット東京の3社は28日、西日本エリアにおける通信ネットワークやデータセンターなどの次世代デジタルインフラの整備について、共同で検討を開始すると発表した。

 3社は、デジタルインフラの首都圏への集中を解消するため、情報流通における東京のオルタナティブとしての大阪に焦点を当て、現在の西日本における情報流通の中心地である堂島・曽根崎のデータセンター群に続く次世代のコネクティビティデータセンターの開発をはじめ、西日本におけるデジタルインフラの整備について共同で検討を開始すると説明。また、今後の展開として、大阪におけるデジタルインフラの整備に続き、大阪に次ぐ西日本の拠点として、九州の中核都市である福岡を中心に、地域の情報流通基盤の強化と分散型インフラの構築に向けた取り組みを進めていくとしている。

 NTT西日本は、30府県に展開する営業拠点と、IOWN構想を支える光ファイバー通信の開発・運用力を生かし、地域密着型のソリューションを提供している。NTTスマートコネクトは、西日本の情報流通の中心地である堂島・曽根崎などの大阪市内データセンター群、およびそれらをつなぐ高品質ファイバー網(堂島コネクト)を運営している。アット東京は、全国規模でコネクティビティデータセンターを展開している。

 今回の活動では、3社がそれぞれの強みを結集し、大阪・福岡を中核拠点として次世代のデジタルインフラの整備に取り組み、西日本からアジアの発展の牽引を目指すとしている。