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パナソニック コネクト、デジタルサイネージソリューション「AcroSign」に複数台プロジェクターの運用を支援する新機能を追加
2026年6月17日 15:30
パナソニック コネクトグループは16日、複数台のプロジェクターによる空間演出や広告における「プロジェクションサイネージ」を効率的に実現する、デジタルサイネージソリューション「AcroSign(アクロサイン)」の新機能を提供開始した。
新機能は、パナソニック プロジェクター&ディスプレイ株式会社のメディアプロセッサー「ET-FMP50シリーズ(以下、FMP)」を連携したもの。複数の映像機器をリモートで一括制御・コンテンツ配信できるAcroSignと、プロジェクターの複雑な映像調整を効率化するFMPが連携することで、現地での映像調整、機器監視などの作業負担を軽減し、手軽に複数のプロジェクターを活用した大規模な広告や空間演出を実施できるようになる。
パナソニック コネクトでは、プロジェクターの活用ニーズが高まっている一方で、複数台のプロジェクターを用いた大規模な投映では、熟練したシステムエンジニアが現地環境に合わせて手作業で映像を調整したり、トラブル時の復旧対応に備えて専門スタッフが常駐したりする場合があり、専門技術を持つスタッフが不足する中で、作業工程の複雑さが課題の一つとなっていたと説明する。
今回の新機能により、AcroSignとFMPを連携させ、複数台のプロジェクターを手軽に導入、広告や空間演出に活用できる。
AcroSignは、クラウド経由でコンテンツの登録・配信状態の監視やスケジュール更新などをリモートで制御・運用管理でき、イベント発生に応じて放映中に別のコンテンツを割り込んで放映することも容易に実現できる。このAcroSignに、複数台のプロジェクターの高度な映像調整(複数映像の重なり部分の調整や幾何学ひずみ補正など)を自動で行うFMPを連携させることで、映像調整作業をするシステムエンジニアやスタッフの作業負担を軽減する。
さらに、従来のAcroSignではできなかった、リモートからのプロジェクター本体の状態監視や制御(電源ON/OFF、レンズシャッターON/OFF、HDMI入力切り替えなど)が可能になるため、現地に専門のスタッフを常駐させる必要がなくなる。これらにより、現地での映像調整から配信運用までの一連の運用ワークフローを改善する。
横長のコンテンツを3台のプロジェクターで投映する場合、従来のAcroSignでは左側・中央・右側といった各プロジェクターの表示範囲に合わせて、事前にコンテンツを分割し、各プロジェクターに接続されたセットトップボックス(STB)ごとに登録する必要があった。今回の連携機能によって、FMPが切り出し作業を自動的に行うため、運用担当者はコンテンツをそのままAcroSignに登録・配信するだけで作業が完了する。これにより事前登録作業の負担軽減、コンテンツ登録ミスの防止に貢献する。
また、従来は、プロジェクターやメディアサーバー、そのほかのAV機器など、複数ベンダーの機器を組み合わせた構成であったため、不具合の際には各機器メーカーに個別に問い合わせ、原因を特定した上で対処していた。今回、FMPによりシステム構成がシンプルになり、加えてAcroSignの操作画面からプロジェクターとFMPの状態をリモートで監視できるため、パナソニック コネクトが一元的かつ迅速な保守対応を行う。

