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GitLab、エージェント主導のソフトウェアデリバリー運用を支援する新機能を発表

 米GitLabは現地時間10日、エンジニアリングチームがエンタープライズ規模でエージェント主導のソフトウェアデリバリーを運用するために必要なインフラ、コンテキスト、コントロールを備えた新機能を発表した。

 GitLabは、エンジニアリングチームがエージェントの活用規模を拡大するにつれ、人のペースに合わせて構築されたインフラ、ガバナンス、商用モデルに限界が生じていると説明。今回発表した4つの新機能は、エージェント規模で生じるボトルネック、コンテキストの不足、コンプライアンスリスク、コスト予測の困難さという課題に対応するとしている。

 次世代ソースコード管理(プライベートベータ版)は、エージェントが各タスクに必要な情報だけをサーバーサイドでリポジトリに照会でき、各エージェントの権限が担当タスクに必要な最小限の参照権限に制限される。これにより、タスク完了速度が最大50倍向上し、トークン消費量は最大2分の1に削減、ネットワークトラフィックは最大1000分の1に抑制される。

 GitLab Orbit(パブリックベータ版)は、コード、作業アイテム、パイプライン、デプロイメント、本番環境のシグナルをマッピングし、ソフトウェアライフサイクル全体のコンテキストグラフを構築する。これにより、エージェントとエンジニアは、信頼できる唯一の情報源を共通して参照できる。GitLabの社内テストでは、GitLab Orbitを使用した場合、エージェントの応答速度が最大11倍向上し、トークン消費量が最大4.5分の1に削減され、ハルシネーションが最大45分の1に減少したという。GitLab OrbitはスタンドアロンのデータプロダクトとしてオープンAPIで動作するため、同じコンテキストレイヤーをサードパーティエージェントや外部ツールでも利用できる。

 エージェント向けガバナンス(プライベートベータ版)は、GitLab Ultimateにセキュリティエージェントを追加し、脆弱性のトリアージと修正を自動化した基盤を拡張し、コンプライアンス要件を満たす新しいAI監査とコントロール機能を実現する。この新機能により、すべてのエージェントのアクションに対してID、ポリシー、監査、承認の仕組みを組み込み、組織全体のインプット、推論、ツール呼び出し、高リスクまたは異常なアクティビティをリアルタイムで可視化する。

 GitLab Flex(現在注文受付中)は、プラットフォームシート、GitLabクレジット、今後追加される対象機能を1つの年間コミットメントでカバーする。組織は、契約を変更することなく、ニーズの変化に応じて3つの月次予約枠を調整できる。