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カオナビ、予実管理クラウド「ヨジツティクス」に承認・分析機能を追加
2026年4月24日 14:24
株式会社カオナビは23日、予実管理システム「ヨジツティクス」において、承認機能と分析機能を提供開始したと発表した。これにより、予算のシミュレーションから承認、その後の分析までを「ヨジツティクス」内で完結できるようになったという。
「ヨジツティクス」は、売上高、販売費および一般管理費をはじめとする、損益計算書(P/L)などの経営データを一元化するクラウド型予実管理システム。クラウドで可視化することにより、経営判断をする経営陣と予実管理の取りまとめを行う経営企画、実績を作る現場部門がリアルタイムで数字や状況を共有できるため、素早く正確な経営判断が可能になるという。
同製品が利用される予実管理の分野では、変化の激しい経営環境に対応するため、事業計画を固定せず状況に応じて見直す「ローリング予測」の運用を行う企業が増えているというが、一方で予算の承認フローがあいまいになり、集計の工数が増大するといった課題も顕在化しているという。また、年度の変わり目における人事異動では、組織の再編や昇進に伴うアカウントの権限設定が追い付かず、管理が煩雑になるケースも少なくないとのこと。
そこで今回は、承認機能と分析機能を搭載した。このうち承認機能では、組織ごとに承認者を設定でき、予算案の作成から承認までのプロセスをワンストップで管理可能にしている。承認後は数値がロックされるため、メール等での事後の確認にかかる手間や、承認後に数値が書き換わるリスクを低減するとした。加えて、人事異動の際も、承認フローをすぐに切り替えられるため、新体制への移行がスムーズになるとしている。
一方の分析機能では、各部門で更新される膨大な見込み値を、必要な項目だけ選別して一括で出力することが可能。見たい項目に合わせてカスタマイズして出力できるため、商品カテゴリー別や、エリア別、プロジェクト別といったさまざまな角度から検討を行える。これにより、利益率の高い領域や、どの商品やエリアに伸びしろがあるかを分析できるため、広告費の投入や人員配置といった次の一手の精度を高めるとのことだ。
なお、「ヨジツティクス」では今後、AIを活用した「分析」機能の強化を2026年夏ごろに実施する予定である。

