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アシスト、クラウドのコストを管理するFinOpsプラットフォーム「Vantage」を提供

 株式会社アシストは20日、米VNTGが提供するFinOpsプラットフォーム「Vantage」を提供開始した。

 Vantageは、企業や組織内に分散するクラウドおよびSaaSのコスト情報を一元的に取り込み、単一画面で全体像や部門別・サービス別の費用内訳を可視化するプラットフォーム。機械学習によるコスト異常の自動検知機能により、予期せぬ高額請求のリスクを低減できる。

Vantageの概要図

 Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)などの主要クラウドに加え、Snowflake、Datadog、GitHub、OpenAIなど20以上のクラウドやSaaSと標準連携する。REST APIやHashiCorp Terraformにより外部ツールと連携し、通知はSlack、Microsoft Teamsに対応する。

 クラウド基盤における共有のコストを案分し、正しいコスト配賦の実現を補助する。また、タグの表記揺れや欠落を補完する「仮想タグ(Virtual Tagging)」により、部門・プロジェクト・環境別のコスト責任を明確化する。アノテーションと課題管理機能により、コスト変動の理由と対応を記録・追跡する。

 直感的なコストレポートとダッシュボードにより、日別トレンドやリソース別の内訳を可視化する。機械学習で傾向・季節性を考慮した将来のコストを予測し、AIによる定常パターンの把握と自動検知・通知によって、コスト急増などの異常を早期に把握する。さらに、アイドル状態や過剰スペックのリソースを検出し、削減機会を特定する。

 Vantageを活用することで、経営層から現場のエンジニアまでが共通の指標でコスト状況を把握でき、組織全体の無駄な支出の削減を促し、FinOpsの考え方に基づくクラウドコスト最適化を継続的に支援する。

 Vantageの提供形態はSaaSで、価格は要問い合わせ。アシストは、VantageのPoC支援のほか、管理者や利用者向けの教育支援メニューも整えており、国内初の販売代理店として、日本市場におけるFinOpsの価値を訴求し、企業のIT運用に貢献していくとしている。