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アシスト、クラウド型Web分離ソリューションの国内拠点を拡大 大阪リージョンを利用可能に

 株式会社アシストは16日、Cradlepoint(旧社名:Ericom Software)の「Ericom Shield Cloud」を含む同社のクラウドサービスの日本国内の提供拠点として、2拠点目となる大阪リージョンの接続拠点を開設したと発表した。

 Ericom Shield Cloudは、インターネットの脅威、サイバー攻撃から企業を保護するクラウドベースのWeb分離ソリューション。オンプレミス型Web分離ソリューション「Ericom Shield」のクラウド版で、Webを一切信用しないゼロトラストアーキテクチャがベースとなっており、Ericom Shield CloudのリモートブラウザでWebを参照し、画面のイメージのみをユーザーのブラウザ上に描写する仕組みとなっている。

 2021年6月の国内リリース以来、オンプレミス型に代わるクラウド型ソリューションとして企業・団体への採用が進んでおり、直近では数千規模のユーザーを抱える大企業や大型の公共団体への導入もあったとのこと。

 こうした拡大する国内のニーズに対して、さらなる安定したクラウド基盤を提供するために、既存の東京リージョンに加え、今回、大阪リージョンの接続拠点が開設された。アシストでは、2拠点体制になったことで、より高い可用性と安定性を実現し、サービス停止のリスクを軽減できるとしている。

 なお、大阪リージョン開設に伴う料金体系の変更はない。