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NTTデータ、仮想化基盤管理サービス「Prossione Virtualization」の展開で日立と協業
2025年12月23日 08:00
株式会社NTTデータは19日、KVMを利用した仮想化基盤を管理・運用するためのサービス/製品群「Prossione Virtualization」の展開を加速するため、株式会社日立製作所(以下、日立)との協業を12月に開始すると発表した。
NTTデータは、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)の「Kernel-based Virtual Machine(以下、KVM)」を利用した仮想化基盤を管理・運用するためのサービス/製品群「Prossione Virtualization」を開発・展開している。協業では、Prossione Virtualizationと日立が持つサーバーおよびLinux環境を強化するノウハウを組み合わせることで、ミッションクリティカル領域を含む、さまざまな顧客環境へのスムーズな仮想化基盤の導入、仮想化基盤の運用性の強化を実現するとしている。
協業において、NTTデータはProssione Virtualizationの提供と継続的な製品強化を行う。日立は、Prossione Virtualizationと日立のサーバーおよびLinux環境を強化するノウハウを組み合わせた仮想化基盤の開発を行う。
さらに今後は協業の成果として、2026年3月末頃から「Prossione Virtualization」を組み込んだHitachi EverFlexクラウドサービスおよびHitachi Private Cloud Platformを、日立製作所が展開する予定。これにより、顧客のよりスムーズな仮想化基盤の導入および容易な運用が可能となる。さらに、NTTデータは、日立をはじめとするさまざまな企業と連携することでProssione Virtualizationの価値向上を図り、顧客システムにおける主権の確保と長期的な安定運用の実現を目指すとしている。