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キンドリル、AWSのOLA認定パートナーとして顧客のクラウド移行を支援

 キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)は11日、Amazon Web Services(AWS)の「OLA(Optimization and Licensing Assessment)」パートナーとして認定されたと発表した。

 同認定は、キンドリルのオンプレミス環境からAWSへの移行におけるライセンスの最適化とリソース評価を行う知識や専門性が認められたことを示すものとなる。これによりキンドリルは、クラウド移行に関わる総合的なコスト最適化支援を強化するとともに、クラウド移行の最適な計画策定から構築、運用までをトータルでサポートできるようになり、顧客のモダナイゼーションに向けた変革を支援する。

 キンドリルでは、クラウド環境への移行を成功させるためには、現行のインフラストラクチャーの利用状況とライセンス契約を正確に把握し、移行後の環境を綿密に設計することが不可欠だと説明している。特に、クラウド環境特有のライセンス体系への対応や、AWSが提供する従量課金を含む柔軟な購入モデルの活用により、パフォーマンスを維持しながら効率的なコスト管理が可能となるとしている。

 AWSのOLAは、実際のリソース使用状況とサードパーティライセンスおよびアプリケーションの依存関係を包括的に分析し、オンプレミス環境からクラウド環境への最適な移行パスを示すデータドリブン型の評価サービス。キンドリルはOLA認定パートナーとして、現行インフラとライセンス契約を詳細に分析し、クラウド環境における最適なリソース配分とライセンス構成を提案する。これにより、効率的なリソース利用とライセンスコストの最適化を実現し、将来を見据えた柔軟な環境構築と、顧客の戦略的なクラウド移行を支援する。

 キンドリルは、AWSのプレミアティア サービスパートナーとして、30年以上にわたるミッションクリティカルシステムの運用経験と、ハイブリッドクラウド/マルチクラウド環境における専門知識を生かし、AWSを基盤とした顧客のビジネス変革を推進するとしている。