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IIJ、企業のかかりつけ医としてセキュリティ対策強化を支援する「IIJセキュリティドクター」を提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は4日、企業のセキュリティ対策・運用をIIJのセキュリティ専門家が伴走型で支援するサービス「IIJセキュリティドクター」を提供開始した。

 IIJセキュリティドクターは、セキュリティ専門家が「かかりつけ医」として、顧客のシステム環境や業務特性に応じた課題分析や対策検討を行う。さらに、ネットワークやクラウド、メールなど各分野のエキスパートと連携し、最適な対策の計画・実施から継続的なセキュリティ強化までを支援する。セキュリティドクターは中立的な立場で提案を行い、特定のセキュリティベンダーや製品に依存することなく、顧客の課題や状況全体を踏まえた適切なセキュリティ対策の策定を支援する。

 セキュリティ対策の継続的な取り組みに向け、「可視化・相談」「戦略検討」「対策実践」という一連のセキュリティ運営プロセスにおいて顧客に寄り添った支援を行い、一時的な課題対応だけでなく、継続的なセキュリティ対策の強化を支援する。こうした継続的な支援により、情報漏えいや業務停止などの経営リスクを軽減するほか、中長期的な視野に立ったセキュリティ投資判断もサポートする。

 セキュリティ専門人材の常駐派遣型の支援と異なり、非常駐型で顧客の課題内容や検討状況に合わせて支援を行うため、無駄なく最適なコストで利用できる。顧客はセキュリティ運営や戦略決定に集中し、必要なタイミングで情報収集や戦略・対策検討を専門家に相談できる。

 IIJセキュリティドクターの参考価格(税別)は、初期費用が100万円から、月額利用料が100万円から。契約は1年単位。

「IIJセキュリティドクター」の提供イメージ