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富士通、データをプライベート領域に保存し、共有型GPUサーバーでコストを抑えた生成AIサービスを提供
2025年10月24日 10:00
富士通株式会社は23日、オンデマンドで利用できるセキュアなクラウド型生成AIサービス「Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platform」を10月7日に正式提供開始したと発表した。
Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platformは、顧客が生成AIで機密情報を扱えるように、顧客データをプライベート領域で管理でき、オンデマンドで利用できるクラウド型生成AIサービス。
富士通のデータセンターからサービスを提供し、RAG用データを顧客ごとのプライベート領域に保管可能なため、機密情報を扱う業務においても、自社データを活用した生成AI利用ができる。推論用のGPUサーバーは共有領域で提供するため、個別構築と比較して初期導入コストを抑えて利用できる。
富士通のエンタープライズ向け大規模言語モデル「Takane」も利用可能で、セキュアかつ日本語利用に適した生成AIサービスを利用できる。
富士通はサービスを通じて、生成AIの業務利用における初期導入から継続的改善までをトータルで支援し、顧客の業務効率化や生産性向上、さらにはビジネス変革に貢献していくとしている。