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法人向けコーポレートカード「freeeカードUnlimited」、店舗やチームで共有できる「共有リアルカード」を提供

 フリー株式会社(以下、freee)は14日、法人向けコーポレートカード「freeeカードUnlimited」において、物理カードとして店舗やチームごとに発行できる「共有リアルカード」を提供開始すると発表した。1枚のカードを複数人で共有して利用できるという。

 freeeカード Unlimitedは、法人向けに提供されるコーポレートカード。freeeが提供しているクラウド型会計システム「freee会計」と明細を同期する機能を備えており、月末にカードを利用しても翌月1日には明細がすべてそろうため、経理業務の遅延がなくなり、月次決算を早期化できるという。

 今回は同サービスにおいて、店舗やチーム単位でカードを共有利用できる物理カード「共有リアルカード」の発行が可能になる。これを利用すると、従業員一人ひとりの現金の立替や経費の精算、経理担当者の現金管理業務が不要になるとのこと。

 また、カードが従業員個人にひも付いている場合、従業員が退職・異動するたびにカードが使えなくなり、継続利用するためにはカードの再発行が必要となるといった手間がかかっていたが、「共有リアルカード」は従業員個人ではなく店舗やチームにひも付くため、従業員の異動や退職が発生してもカードをそのまま継続利用できるとした。

 さらに、カード券面にカード番号が印字されない「ナンバーレス」仕様を選択すれば、第三者に番号を盗み見られる心配がなくなる点もメリット。万一紛失してしまった際でも、カード情報が漏えいするリスクを最小限に抑えられるとしている。