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コーポレートカード「freeeカード Unlimited」、利用期限付きカードを発行する新機能

 フリー株式会社(以下、freee)は22日、コーポレートカード「freeeカード Unlimited」において、利用期限付きカード機能を提供開始すると発表した。

 freeeカード Unlimitedは、法人向けに提供されるコーポレートカード。freeeが提供しているクラウド型会計システム「freee会計」と明細を同期する機能を備えており、月末にカードを利用しても翌月1日には明細がすべてそろうため、経理業務の遅延がなくなり、月次決算を早期化できるという。

 今回はこのfreeeカード Unlimitedにおいて、利用金額や利用できる期間が制限されたカードを提供可能になる。従来のコーポレートカードでは、クレジットカードを従業員に配布した際に、許可していない支払いが行われてしまうなどのリスクがあったが、今回の機能により利用期間・金額を設定できるので、コーポレートカードの利用用途を明確にし、内部統制強化と不正利用リスクの低減を実現するとした。

 例えば、従業員が出張期間の「7/1~7/3」、経費「5万円」で出張申請をすると、経理部門が期間の「7/1~7/3」、経費「5万円」の制限でバーチャルカード(プラスチックのカードが発行されない、仮想的なカード)を発行。従業員は、発行されたバーチャルカードで航空券予約とホテル予約を行う、といった手順になる。

 ここでもし、従業員がバーチャルカードに設定されている金額(5万円)の予算を超える予約をしようとしても決済ができず、また設定されている期間が過ぎると、カードは自動的に決済できない状態になるとのことだ。