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シャープ、クラウドサービスとの連携を強化したA3デジタル複合機「BPシリーズ」16機種を発表
2025年10月10日 06:00
シャープ株式会社は9日、デジタル複合機のラインアップを刷新し、「BPシリーズ」全16機種を10月23日に発売すると発表した。
BPシリーズでは、クラウドサービスとの連携を強化。「OneDrive」「Google Drive」に加え、「Microsoft Entra ID」に新たに対応し、Microsoft TeamsやOneDrive for Businessなど、マイクロソフトの各種サービスへのシングルサインオンが可能になった。シャープのスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」をはじめとした多様なサービスやデバイスとのシームレスなつながりにより、場所にとらわれない働き方を支援する。
また、UTM(統合脅威管理)機能を搭載した多機能サーバーをオプション(別売)として提供開始する。オフィスのネットワークセキュリティに必要な機能を統合的に運用・管理し、セキュアな環境の実現に貢献する。
さらに、生成AIを活用した「eAssistant Guide」を新開発した。スマートフォンを複合機にかざすだけで簡単にアクセスでき、操作方法やトラブルといった問題点について、AIが回答を自動で生成し、対話形式で返答する。
環境面では、再生プラスチックを本体総樹脂量の約50%(重量比)に使用しており、CO2排出を削減し、環境負荷の軽減に貢献する。
製品の価格は、両面同時読み取り・原稿送り装置を搭載し、複写速度(A4ヨコ)毎分65枚の「BP-71C65」が291万円、毎分55枚の「BP-71C55」が267万円など。