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ブロードバンドタワー、「新大手町サイト」にNTT-MEのデータセンター間接続サービスを導入

 株式会社ブロードバンドタワーは7日、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下、NTT-ME)が提供するデータセンター間接続サービス「JPDC Cabling」を、ブロードバンドタワーの基幹データセンターである「新大手町サイト」に導入したことを発表した。

 JPDC Cablingサービスは、NTT-MEとさまざまな事業者のデータセンター間を新たな光ファイバー網でつなぐネットワークサービス。サービスにより、対象のデータセンター間を最適・最短のルートで直接接続できる。ブロードバンドタワーは、7日からJPDC Cablingをデータセンター間(DCI)接続サービスの基盤として運用を開始する。

 ブロードバンドタワーは、日本のインターネットの中心地である東京・大手町に所在する「新大手町サイト」を中核として、東京・大阪を拠点に、主要なIXやメガクラウド事業者との閉域網接続(直接接続)を実現するなど、コネクティビティ重視の都市型データセンター事業を展開している。

 今回のJPDC Cablingサービスの新大手町サイトへの入線により、ブロードバンドタワーの都内各データセンターから、さまざまな事業者の都内都市部の主要データセンターに冗長構成での接続が可能となり、接続性がさらに強化されるとしている。

 ブロードバンドタワーは、「インターネットに近い」「ネットワークに強い」データセンターを有する事業者として、今後も各通信キャリアとの連携を強化し、新大手町サイトを中核とした低遅延・広帯域ネットワークサービスの充実・拡充を進めていくと説明。また、NTTグループが推進する次世代情報通信基盤の構想であるIOWNをはじめとする最先端の光技術の活用も視野に、顧客ビジネスの発展に貢献していくとしている。