ニュース
インテックの統合ログ管理ソフト「LogRevi」、AWSのセキュリティ監査ログを収集できる新オプションを提供
2025年10月1日 08:30
株式会社インテックは、統合ログ管理ソフトウェア「LogRevi(ログレビ)」のオプションとして、Amazon Web Services(AWS)のセキュリティ監査ログを簡単に取り込める「Cloud Receiver for AWS」を10月10日から提供開始すると発表した。
「LogRevi」は、企業内に存在するさまざまなシステムのログを統合管理するソフトウェア。形式の異なる複数のログを統合管理できるだけでなく、高速検索、複数ログ閲覧ビューア、レポーティング機能、アラート機能、マスタ連携機能、突き合わせレポート機能など、ログを活用するためのさまざまな機能を備えているという。
今回は同製品のオプションとして、AWSのセキュリティ監査ログを収集できる「Cloud Receiver for AWS」を新たに提供する。AWS主要ログ(CloudWatch、VPCフローログ、CloudTrail、S3アクセスログ)の収集・保管・レポートまでを事前定義しているため、導入後すぐに運用を開始可能。万一インシデントが発生した場合も、発生した経路や原因などの状況を、付属のレポートテンプレートを利用して簡単に分析できるとした。
こうして、AWSのセキュリティ監査ログの取り込み設定を大幅に省力化でき、導入に関わるコストを削減可能。管理対象の仮想サーバー等が増加してもライセンス費用は一定のため、コストの増大を心配することなく安定的に利用できるという。
さらに、インテックの独自技術により、膨大なログを高速に検索して複数ログを連結することにより、関連する情報を一括で分析できる点も特徴で、複雑なインシデントの全体像や原因を迅速に把握できるとのこと。AWSログに加え、他サービスのログもまとめて管理を行えることから、ログ管理にかかる運用負荷も削減できるとしている。
「Cloud Receiver for AWS」オプションライセンスの価格は50万円(税別)。別途、「LogRevi」の本体ライセンスが必要となる。