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SBT、「Cloudflare Application Security」の運用支援サービスを提供
影響度の高いインシデントのみを通知し企業の負担を軽減
2025年9月8日 13:47
SBテクノロジー株式会社(SBT)は8日、米CloudflareのSaaS型セキュリティソリューション「Cloudflare Application Security」に対応した監視サービスとして、「MSS for Cloudflare」を提供開始すると発表した。
「Cloudflare Application Security」は、Webアプリケーションの保護(WAF)や高速化などの機能を提供するクラウドベースの総合プラットフォーム。今回発表された「MSS for Cloudflare」は、SBTのセキュリティアナリストが、企業の環境に導入された「Cloudflare Application Security」を24時間365日体制で監視するもので、さまざまなアラートをリアルタイムで分析し、検知したアラートやログの内容をもとに影響度を確認する。
検知されたアラートのうち、影響度の高いインシデントのみ連絡するため、利用企業はシステムへの対処などに専念できるとした。なお、サイバー攻撃と判断した場合は、攻撃元のIPアドレスからの通信を遮断してセキュリティインシデントを防止するほか、遮断実施後、想定される被害や対策案を含めて利用企業に通知する。
また、状況に応じたチューニングやサイトの正常性監視を行うことで、利用企業の負荷軽減を支援するとともに、利用企業から連絡された不審情報を起点として、サービス監視対象のアラートやログを確認し、インシデントの有無を確認して結果を報告するオンデマンドリサーチも提供する。
さらに、最適な環境を維持するための運用作業代行サービス「NOZ SecOps(ノズ セックオプス)」を併用することで、製品に関するメーカーへの問い合わせ代行や、詳細な設定作業の代行など、企業の運用負荷の軽減を支援するとしている。