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freee申告、顧問先が「freee会計」不使用でも利用できる「手動入力モード」を2026年夏までに順次提供

 フリー株式会社(以下、freee)は26日、会計事務所向け税務申告サービス「freee申告」において、freee会計の情報を利用せずにfreee申告で申告書を作成・申告できる「手動入力モード」を、2026年夏までに順次提供開始すると発表した。

 「freee申告」は、法人税・所得税・消費税等の申告書や年調・法定調書申告に対応した会計事務所向け税務申告サービス。現在の「freee申告」は、freeeが提供している「freee会計」や「freee人事労務」といったサービスを契約している顧問先が利用可能となっており、契約がない場合は「freee申告」を利用できないため、ほかの税務申告ソフトウェアを並行して利用する必要がある点が課題になっていたという。

 そこで今回は、「freee会計」の情報を利用せずにfreee申告で申告書を作成・申告できる「手動入力モード」を2026年夏までに順次提供開始することが発表された。まずは、2025年度分の「freee申告 年調法定調書」と「freee申告 所得税」の手動入力モードから提供を開始し、2026年夏までに「freee申告 法人税」の「手動入力モード」が提供される予定。その他の税目についても、2026年夏までに順次提供を開始するとしている。

 なお「手動入力モード」を利用するためには、「freee認定アドバイザー」であることに加えて、「アドバイザープライム会費」「freee申告パック」「freee単体税目プラン」のいずれかを契約している必要がある。