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イトーキ、組織から従業員への情報提供を支援する統合型ワークプレイスプラットフォーム「Appspace」を提供

 株式会社イトーキは7日、米Appspaceの統合型ワークプレイスプラットフォーム「Appspace」を国内で初めて販売を開始すると発表した。

 Appspaceは、組織から従業員への最新情報の提供を支援するワークプレイスエクスペリエンスプラットフォーム。サイネージ配信や来客受付、フロアガイド、社内ポータルといった情報・機能を一元管理し、ハイブリッドワーク下で複雑化する社内情報アクセスの課題を解決する。

 オフィスとデジタルの両ワークスペースの情報を一元管理することで、従業員の業務効率化とコミュニケーション活性化を実現する。社内ニュースや緊急通知をディスプレイに一括配信するサイネージ配信機能や、会議室や目的地への案内表示をサポートするフロアガイド、QRコード受付や入退室記録でセキュリティを強化する来客受付のデジタル化、アプリ経由で社内情報やFAQへ容易にアクセスできる社内ポータル統合などの機能を提供する。

 Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのグループウェアとの連携により、会議室予約や情報共有を効率化する。主要なディスプレイやIoTデバイスと連携でき、既存のディスプレイを活用しながら段階的な導入ができる。

 イトーキは、これまでオフィスの構築や運用、それらに関わるコンサルティングを提供しており、今回のAppspaceの提供開始により、テクノロジーを活用した「働く環境の情報基盤」づくりを加速させ、企業の多様な働き方の実現を後押しするとしている。