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キヤノン、次世代露光技術「D2 Exposure」搭載の複合機「imageFORCE C5170F」など15モデルを発表

 キヤノンは5日、オフィス向け複合機の新製品「imageFORCE」5シリーズ15モデルを9月上旬から順次発売すると発表した。

 A3カラー複合機「C5100」シリーズとA3モノクロ複合機「6100」シリーズ、A3カラー複合機「C3150F」では、画像生成の重要なプロセスである露光方式を刷新し、光源にLEDマルチチップを採用した次世代露光デバイス「D2 Exposure」を搭載する。キヤノンのオフィス向け複合機では最高解像度となる4800×2400dpiを実現し、画像の滑らかさや、細線、小サイズの文字の再現性を向上させた。営業提案書や建築・製造分野の設計図面など、さまざまな成果物を高品位に制作できる。

imageFORCE C5170F(オプション装着時)
imageFORCE C3150F(オプション装着時)

 高速印刷に対応するA3モノクロ複合機「8100」シリーズでは、商業印刷機「imagePRESS」シリーズに搭載している露光技術「R-VCSELテクノロジー」を採用した。2400×2400dpiの解像度で、帳票などの大量印刷時でも、文字や細線を忠実に再現する。A4カラー複合機「C431」シリーズでは、従来機種からトナーを刷新し、オフィス文書や写真の鮮やかさを向上した。

 C5100シリーズ、6100シリーズ、C3150F、8100シリーズでは、本体の原材料として再生樹脂材の使用率約30%を達成した。さらに、8100シリーズとC431シリーズでは、再生鉄を採用している。加えて、本体の梱包材では、発泡スチロールの使用を廃止し、リサイクル可能な段ボールを使用することで廃棄プラスチックを削減するなど、環境に配慮している。

 imageFORCE C5170F/C5160F/C5150F/C5140F(A3カラー)の希望小売価格は314万6000円(価格はすべて税込)から。発売日は9月下旬。imageFORCE 6170/6160(A3モノクロ)の希望小売価格は336万6000円から。発売日は9月下旬。imageFORCE C3150F(A3カラー)の希望小売価格は338万8000円から。発売日は11月上旬。

 imageFORCE 8105/8195/8186/8105P/8195P/8186P(A3モノクロ)の希望小売価格は440万円から。発売日は9月上旬。imageFORCE C431F/C331F(A4カラー)の希望小売価格は97万9000円から。発売日は10月中旬。