ニュース

電通総研、「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」導入に向けた適合性レポートを提供するサービス

 株式会社電通総研は、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」の導入を検討する企業向けに、対象業務やその業務を担う組織の考え方や文化、システム要件などの適合度を簡易診断し評価する「SAP S/4HANA Cloud Public Edition適合性診断サービス」(以下、適合性診断サービス)を、8月1日より提供開始すると発表した。

 「適合性診断サービス」は、SAP S/4HANA Cloud Public Editionの導入を検討する企業が、Fit to Standard(標準機能を活用した業務設計)を進める上で抱えるリスクや課題を簡易診断で評価するもの。あわせて、専門家による知見やノウハウを基に、導入時に対応が必要となる重点ポイントを明確にした適合性レポートを提供する。

 このレポートでは、企業の抱える経営課題が、SAP S/4HANA Cloud Public Editionの導入で解決できるかを評価するほか、同サービスを導入する業務の規模・形態や、その業務を担当する組織の考え方・文化との適合度を分析する。また、SAP S/4HANA Cloud Public Editionの標準機能に合わせた業務設計の可否、UAT(受け入れテスト)期間の短さなど、導入時や導入後のリスクについて総合的に評価するとした。

 なお、ヒアリングシートの記載後、約10営業日で適合度分析を実施し、分析結果や適合性レポートの報告を行うとしている。さらに、同レポートの診断結果を踏まえ、迅速な導入や、導入後の稼働までを支援するコンサルティングサービスも提供可能とのことだ。