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FFRI、SKYSEA Client View向けに「FFRI yarai Cloud」と運用支援をセットで提供する「MDRプラスパック」を発表
2025年7月31日 16:43
株式会社FFRIセキュリティ(以下、FFRI)は29日、次世代エンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」と、Sky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の連携を強化し、FFRI yarai Cloudの機能とFFRIのセキュリティエキスパートによる運用支援をセットにした「MDRプラスパック」をリリースすると発表した。
MDRプラスパックは、Skyが10月1日に提供を開始する予定。
FFRIでは、FFRI yaraiのファイルの特徴や実行プロセスの振る舞いを監視して検知・防御する機能を、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のオプション「EDRプラスパック」と「EDRプラスパックCloud」として提供し、顧客のエンドポイントセキュリティの対策強化を支援してきた。
さらに、セキュリティ人材不足から「サイバー攻撃を受けていても認識できないかもしれない」「インシデントが起きたときにどうすればよいかわからない」といった課題を抱える顧客に向けて、MDRプラスパックをSkyから提供する。
MDRプラスパックは、FFRI yaraiによる脅威検知に加えて、セキュリティのプロフェッショナルであるFFRIのセキュリティエンジニアが初動調査などをサポートする運用支援をセットで提供することで、セキュリティ対策の運用に不安がある組織でも安心してセキュリティ対策強化に取り組めるようにする。
FFRI yarai Cloudは、未知・既知を問わず、シグネチャーに依存せずに脅威を検出する。Microsoft Defenderをはじめ、さまざまなウイルス対策と同居可能で、簡単に多層防御を構築できる。
アラートモニタリングは、FFRIのセキュリティエンジニアがシステムを監視し、インシデント発生時の端末隔離や報告を行う。Microsoft Defenderによる検知情報も監視対象のため、セキュリティ担当者の運用負担を増やすことなく、堅固なセキュリティ対策を構築できる。
インシデント初動調査サービスは、マルウェア感染などのインシデント発生が疑われる場合に初動対応に関する相談に対応する。
クライアント稼働状況確認は、サイバー攻撃者によるFFRI yarai Cloudの不正な停止など、攻撃の検知を逃れようとする行動がないかを監視し、必要に応じて運用支援を行う。
このほか、SKYSEA Client Viewが収集したログなど、PC端末の各種ログを収集し、不審な挙動のチェックや簡易マルウェア分析を行う端末ログ収集分析、端末からマルウェアが検出された際に、他の端末が感染していないかを調査するマルウェアハンティング、インシデントの発生状況や、FFRI yarai Cloudの稼働状況などを月次レポートで報告するレポートサービス、FFRI yarai Cloudの製品トラブルに関する対応や、顧客の環境に合わせた検知設定の提案などを行う製品サポートを提供する。
Skyでは、「SKYSEA Client View」を利用中または新規購入した顧客を対象に、MDRプラスパックの初年度の年間利用料をキャンペーン価格で提供する発売記念キャンペーンを実施する。