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リコージャパンの生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」、外部ストレージ連携オプションの対象にBoxを追加

Boxの保存ファイルを回答の基として利用可能

 リコージャパン株式会社は27日、生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」のオプション「外部ストレージ連携」の対象に、Boxを追加すると発表した。

 「RICOH デジタルバディ」は、生成AIが企業内のナレッジを活用して最適な回答を作成する、RAG(検索拡張生成)技術を活用したソリューション。回答の基になる情報として、PDFやWordなどの既存ファイルをアップロードするだけで利用できるという。

 さらに連携先として、社内のファイル共有・情報共有ツールであるMicrosoft SharePointを利用可能にするオプション「外部ストレージ連携」が5月に提供開始されていたが、今回は同オプションの連携対象としてBoxが追加された。

 Boxをファイル保管システムとして利用している企業が、Box上のフォルダを指定するだけで、そこに保存されているファイルを「RICOH デジタルバディ」からの回答の基として利用できるようになる。なお、Box上のファイル情報が更新された際は、「RICOH デジタルバディ」上でも情報が自動的に更新されつため、参照ファイルの指定や情報を更新する手間を軽減できるとのこと。