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リコージャパン、生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」でSharePoint連携オプションを提供
面倒な連携操作を行うことなくデジタルバディを作成可能
2025年5月15日 08:00
リコージャパン株式会社は14日、生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」とSharePointが連携する有償オプション「外部ストレージ連携」を提供開始すると発表した。
「RICOH デジタルバディ」は、生成AIが企業内のナレッジを活用して最適な回答を作成する、RAG(検索拡張生成)技術を活用したソリューション。PDFやWordなどの既存ファイルを、回答の基になる情報としてアップロードするだけで利用できるという。
今回は「外部ストレージ連携」オプションによって、社内のファイル共有・情報共有ツールであるMicrosoft SharePointとの連携に対応し、SharePointに保存されたファイルも、個別にアップロードすることなく、回答の基になる情報として利用できるようになった。必要なファイルが格納されたSharePointのフォルダを指定するだけで利用開始でき、SharePoint上のファイル情報が更新された際は、「RICOH デジタルバディ」上でも自動的に情報が更新される。
また「RICOH デジタルバディ」では、利用部門や対象業務など用途に応じて、複数のデジタルバディを作成できる。これまで同様、ファイルを個別にアップロードし、参照先の情報を限定することで、より専門性を高めたデジタルバディを作成することはもちろん、SharePointを既存のファイル保管システムとして利用している場合は、面倒な連携操作を行うことなくデジタルバディを作成できるとのこと。