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ソフトクリエイト、システム基盤のセキュリティリスクを診断する「SCSmart プラットフォーム診断」

リモート、オンサイトの両診断方法を用意

 株式会社ソフトクリエイトは12日、サーバーやネットワーク機器の脆弱性を診断し、適切な対応方法を提案する「SCSmart プラットフォーム診断」を提供開始したと発表した。

 「SCSmart プラットフォーム診断」は、利用企業のサーバーやネットワーク機器の状態を診断し、OSやミドルウェア、ソフトウェアに潜む既知の脆弱性を洗い出すサービス。1つのIPアドレスから診断が可能で、外部公開資産はもちろん、内部サーバーやネットワーク機器にも対応し、既知の脆弱性を網羅的に洗い出せるという。

 診断プランとしては、リモート診断とオンサイト診断の双方を用意する。リモート診断は、外部ネットワークを対象にインターネット経由の攻撃を想定し、セキュリティ侵害につながる脅威を特定可能。一方のオンサイト診断では、内部ネットワークからアクセスできるサーバーを対象に、マルウェア感染や内部攻撃者による脅威を想定した診断を実施する。

 診断後は、結果に基づいて攻撃に対する防御力を総合的に評価し、情報漏えいやシステム障害のリスクを未然に防ぐための具体的な提案を行う。

 なお診断結果報告書では、脆弱性の内容や判断理由、影響範囲、具体的な設定改善案まで詳細に案内するほか、要望に応じて設定変更やアップデートもサポートするとのこと。加えてリモート診断の場合は、脆弱性対処後3カ月以内の再診断を追加費用なしで1回利用可能となっており、改修がしっかりできているかどうかを確認できるとした。

 価格は、リモート診断が13万円から、オンサイト診断が25万円から。オプションとして、Web会議による報告会、診断結果から推奨される設定変更の代行、関東圏外へのオンサイト対応などをオプションとして用意している。