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KDDI、多摩地区にデータセンター「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」を建設開始 2027年秋の開業を目指す
2025年6月12日 13:13
KDDI株式会社は11日、東京都多摩市において、新たなデータセンター「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」の建設を開始したと発表した。2027年秋の開業を予定している。
「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」は、高品質な通信インフラと、最大18MWのIT電力容量(供給電力容量)を備えるほか、高電力GPUサーバーに求められる水冷方式に対応したデータセンター。都心からの良好なアクセス性を備え、堅牢な地盤と高い標高によって水害リスクに対する防災性に優れるほか、100%再生可能エネルギーを活用し、環境に配慮した運営を行う点も特徴という。
建物規模は地上8階、地下1階で、約1900ラック(約5800平方メートル)の規模となる予定だ。
なお「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」の開設により、多摩エリアで最大約100MWの総受電容量を実現するとのことで、KDDIでは、AIの活用により高まるデータセンター需要に対応するとアピールしている。