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さくらインターネット、セキュリティ対策状況を診断できる「WebSite Scouter ネットワーク診断サービス」を提供

 さくらインターネット株式会社は、情報資産を守るセキュリティマーケットプレイス「さくらのサイバーセキュリティ」の第2弾として、「WebSite Scouter ネットワーク診断サービス」を5月27日に提供開始すると発表した。

 WebSite Scouter ネットワーク診断サービスは、ネットワーク、OS、およびミドルウェアのセキュリティ対策状況をWeb上で診断できるサービス。セキュリティ業界の標準評価基準であるCVSS/CVEに準拠した検査エンジンにより、顧客のシステムへ施されたセキュリティ対策のレベルを診断する。

 診断項目は、ホストのスキャン(ポートスキャン、実行中のサービスの検出)、ネットワークサービスの脆弱性(DNSに関する調査、メールサーバーに関する調査など)、Webサーバーの脆弱性(Webアプリケーションサーバーの脆弱性、許可されているHTTPメソッドなど)、各種OSの脆弱性(Windowsの既知の脆弱性、各種Linuxの既知の脆弱性)など。

 顧客の利用したいタイミングに合わせてスケジュール設定も可能で、診断終了後には即時診断レポートを発行する。

 約14万件の診断項目を保有し、検査対象ごとにセキュリティリスクを検証する。また、個々に発見された脆弱性に対しての評価を「緊急・重大・高・中・低」で分類した上で、その影響を記載したレポートを提供するため、優先順位を付けて対策できる。

 サービスの価格(税込)は、基本プランの「ネットワーク診断サービス 診断1回」が8万8000円、「ネットワーク診断サービス 診断1回・報告会付」が17万8750円、「ネットワーク診断サービス 年間診断無制限」が26万4000円。追加オプションの「ネットワーク診断サービス 報告会 1回」が11万円、「ネットワーク診断サービス IPアドレス・ホスト名変更」が4万8400円。

 さくらインターネットでは、「WebSite Scouter ネットワーク診断サービス」の基本プランについて、利用料を最大50%OFFで提供するキャンペーンを実施する。キャンペンの申込受付期間は、5月27日午前11時から6月30日午前11時まで。