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京都造形芸術大学、京セラ丸善システムの電子教科書「BookLooper」を通信教育部全学生に導入

 京都造形芸術大学は、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社が提供する電子書籍ソリューション「BookLooper(ブックルーパー)」の利用対象を、大学院を含む通信教育部全学生6500名に拡大し、専門教育科目と総合教育科目合計58科目の配信を4月1日より開始した。

 京都造形芸術大学は、1998年4月に4年制芸術大学として日本初となる通信教育をスタート。2013年4月からは、タブレット端末やスマートフォンの学修に特化したカリキュラム「芸術教養学科」(通称「手のひら芸大」)を新設し、通信教育の授業で電子教科書を活用する取り組みを行ってきた。

 芸術教養学科の2年間の利用実績を踏まえ、2015年4月から通信教育部の全学生に電子教科書の提供を開始。学生は、学内外でPC・タブレット端末・スマートフォンを利用し、時間や場所を選ばずに教科書を閲覧できる。

 京都造形芸術大学では、電子教科書の学修行動履歴のログを収集し、利用実態を分析することで、さらなる教育の質向上に取り組んでいくとしている。

BookLooper画面イメージ

三柳 英樹