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マウスコンピューター、組み込み向けWindows 8.1を搭載したスティック型PC

 株式会社マウスコンピューターは20日、スティック型PCのラインアップに、最新の組み込み向けOSであるWindows Embedded 8.1 Industry Pro搭載モデル「m-Stick MS-NH1-EMBD」を追加すると発表した。AC電源投入時の自動起動に対応する専用BIOSを適用しており、特定業務専用端末として利用できる。価格は3万9800円(税別)から。

m-Stick MS-NH1-EMBD
液晶ディスプレイ接続イメージ

 今回の新製品では、再起動によるシステムの復元やUSB機器の制限設定など、ロックダウン機能を追加費用なしで活用できるほか、専用のAC通電起動対応BIOSにより、システムを隠している場合や離れた場所からでも電源管理が可能という。

 CPUには、一般的なWindowsタブレットPCにも採用される、4コアのAtom Z3735F(1.33GHz)を搭載しており、テレビ会議やペーパーレス会議システム、屋内サイネージ、オークション端末など、映像表示を伴うシステムにも対応できるとのこと。

 メモリとストレージは2GBメモリ、32GB eMMCで、インターフェイスは、HDMI、USB 2.0、microSDと、給電用microUSBを搭載。通信機能はIEEE 802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth V4.0+LEが利用できる。

 また、標準で1年間の無償センドバック保証、24時間365日電話サポートが付属するほか、コールセンターなどオペレーターシステム用途での利用時にシステムの操作ログを取得可能なソフト「ラネクシー MylogStar 3 Desktop 30日間ライセンス版」も標準でセット提供する。

石井 一志