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東陽テクニカ、仮想基盤・VDIの可視化ツール「uObserve」最新版を発売、Citrix VDI対応/ChatGPT連携機能を追加

 株式会社東陽テクニカは25日、仮想環境下の問題切り分けやボトルネックの可視化を行う、米Uila製の解析ソリューションソフト「uObserve」の最新版となるver.6.0を販売開始した。

 uObserveは、仮想基盤/VDIの可視化、分析、最適化に特化した解析ソフト。VMware/Hyper-V/Nutanix AHといったオンプレミス仮想化環境におけるエージェントレス導入に対応し、Amazon Web Services(AWS)/Microsoft Azure/Google Cloudといった主要パブリッククラウド環境にも対応する。

 ver.6.0では、Citrix Delivery Controllerとの連携が導入され、Citrix VDI(仮想デスクトップインフラ)環境におけるアプリケーションの依存関係マッピングをエージェントレスで実現できるようになった。

 加えて、エンドユーザーのCitrixセッション情報(接続状態、遅延、リソース使用状況など)を可視化でき、ユーザー体験の最適化にも貢献する。2021年に追加したHorizon VDI解析機能に加え、Citrix VDI解析機能も搭載したことにより、幅広いVDI監視の需要に対応する。利用にはCitrix VDIモニタリングオプションライセンスが必要。

Citrix VDI解析機能(画面イメージ)

 また、ChatGPTとの連携機能「AskUila」も実装し、Uilaのナレッジベースの活用や操作手順についての質問に、即座に回答を提供する。これにより、uObserveの学習コスト削減や、より効率的な運用が期待できる。利用にはChatGPTのログイン情報が必要。

AskUila(画面イメージ)