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テンダ、SharePoint Onlineにおけるグループ権限の一括管理を実現する「SPグループ管理ツール」

 株式会社テンダは21日、SharePoint Onlineにおけるグループ権限の一括管理を実現するパッケージソフトウェア「SPグループ管理ツール」を、5月1日より販売開始すると発表した。グループ横断的な権限管理を1画面で実現できる。

 「SPグループ管理ツール」は、SharePointの標準機能では煩雑になりがちな、複数グループにおける権限管理の一元化を可能にするもの。設定作業の効率化・ミス防止・引き継ぎの簡素化など、SharePoint Onlineにおける多くの課題を解決できるという。

 具体的には、SharePointサイトに登録されたSharePointグループを、グルーピングした上で一元管理(管理グループの作成)したり、管理グループごとに所属メンバーを管理(閲覧・登録・更新・削除)したり、管理グループにひも付く複数のSharePointグループにおいて、メンバー登録・更新・削除を一括で実施したりできるとのこと。

 さらに、管理グループをコピーし、SharePointグループおよびメンバーの設定を流用可能なほか、管理グループにひも付くSharePointグループおよびメンバーの情報を、CSV形式でエクスポートする機能を備えた。加えて、操作中に更新エラーが発生した場合、処理ログを参照することで、エラー原因およびエラー対象グループを特定できる。

 また、30時間分の導入スタートアップをセットで提供しており、導入企業のツール導入・活用を支援するとともに、要望に応じて、ツールのカスタマイズにも対応するとしている。

 なお「SPグループ管理ツール」では、異なるSharePointサイト間でも、管理グループを通じて共通のユーザーを一括で登録・更新可能。サイトごとに必要なアクセス権が異なる場合でも、ユーザーの管理を一元化し必要な権限を付与できるため、セキュリティと利便性を両立した運用を行えるとした。

 対応OSは、Windows 10/11で、.NET Framework 4.6.x以上が必要となる(NET 6以降は不可)。ライセンス情報に登録されたSharePointドメインのみに接続できる。