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スリーシェイク、データ連携ツール「Reckoner」とLayerXの「バクラク」がAPI連携
データの転記やアップロード、情報更新などのワークフローを自動化可能に
2025年4月7日 09:00
株式会社スリーシェイクは3日、クラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」は、株式会社LayerXの業務効率化クラウドサービス「バクラク」と、APIによる連携を開始したと発表した。
「Reckoner」は、データの集約・加工・連携をノーコードで誰でも簡単に実行できるデータ連携クラウドサービス。一方の「バクラク」は、請求書処理、経費精算、稟議(りんぎ)などのバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスである。
今回は、「バクラク」で扱う請求書や経費データを、「Reckoner」を活用し、社内システムやほかのSaaSと自動連携できるようになった。これにより、従来は手作業で行われていたデータの転記やアップロード、情報更新などのワークフローが自動化され、業務効率の向上、人的ミスの削減、コスト削減などを実現するという。
例えば、「SmartHR」や「カオナビ」などの人事システムで管理されている従業員(アカウント)情報をバクラクに自動同期して、従業員情報の管理の自動化し、移動や入退社に伴う手動メンテナンスを不要にすることで、業務工数を削減するとともに、退職アカウントの削除漏れによる情報漏えいの防止も実現するとした。
また、バクラクで承認された申請情報をスプレッドシートへ自動連携する仕組みも導入可能で、必要な契約情報のみを簡単に他部門へ共有できるようになるとしている。