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アークシステム、システム運用管理者向けジョブ管理ツール「LoadStar Scheduler」を販売
2025年3月31日 06:30
株式会社アークシステムは28日、システム運用管理者向けジョブ管理ツール「LoadStar Scheduler」を4月1日に販売開始すると発表した。
アークシステムは、2024年12月1日に株式会社ヴィンクスとLoadStar Schedulerの販売代理店契約を締結し、LoadStar Schedulerを活用したジョブ管理および処理の自動化に関する構築支援や、顧客の要望に沿ったサービスを提供していくとしている。
LoadStar Schedulerは、大手通信キャリアの運用現場から生まれたジョブ管理ツール。製品の設計・開発には実際の運用担当者が携わり、運用の自動化に必要な機能をシンプルに実装しており、多数のプログラムやバッチ処理などの起動・終了の制御を柔軟に行える。
ジョブ管理ツールの使用経験が少ないエンジニアでも、直感的な操作で複雑なジョブ環境の構築やスケジュール設定、ジョブの実行が可能なユーザーインターフェイスを実装している。同時に、システム自動化やシステム保守性向上に寄与する各種機能を提供する。
登録した定義内容を解析し、スケジュールの論理矛盾やジョブ実行先サーバーの存在確認などを、ジョブ実行前に確認できる。これにより、ジョブ環境構築後の確認および初期の動作テスト時間を大幅に削減できる。
ジョブアイコンにジョブの開始時間や終了予測時間が表示されるため、ジョブのスケジュール把握をリアルタイムに行える。また、顧客各社では、数万ジョブの稼働を制御している実績があり、エンタープライズ領域でも安心して利用できるとしている。
LoadStar Schedulerは、Manager、Agentのいずれも導入したサーバー数に応じた料金体系で、CPUコア数には依存しないため、大規模環境にも比較的安価に導入できる。また、サーバーリプレース時も、LoadStar Schedulerライセンスの買い直し不要で利用できる。