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キヤノンITSのクラウド型ローコード開発基盤「WebPerformer-NX」、生成AIを用いたコード提案機能を搭載
2025年3月27日 11:54
キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は26日、利用者のさまざまなニーズに応じたサービスの構築を支援するローコード開発プラットフォーム「WebPerformer-NX」の新版を、4月1日より提供開始すると発表した。生成AIを活用したコード提案機能などを新たに搭載している。
WebPerformer-NXは、クラウド上で稼働するローコード開発プラットフォームで、さまざまな部品群を用いてUIのデザインを簡単に作成可能。アプリケーションを自動生成する機能を搭載するほか、JavaScriptを用いた複雑な業務ロジックの開発にも対応しているという。
今回の新版では、生成AIを用いた2つの新機能を搭載した。
前述のようにWebPerformer-NXでは、JavaScriptの記述によって業務ロジックの拡張や外部サービスとの連携カスタマイズを行えるが、今回は、開発者が日本語でアプリケーションを動作させるための指示を記述すると、生成AIが要求内容のコードに加えて、画面に設定された情報を考慮したコードを提案してくれる「AIコード提案」機能が追加された。これにより開発生産性が向上するため、アプリケーション開発を効率よく進められるようになるとしている。
もうひとつの新機能は、マニュアル内の必要な情報に対して効率的にアクセスできる「AIマニュアル」機能で、マニュアルの検索が容易になるため、スムーズにサービスを構築できるようになるとのこと。
WebPerformer-NXの価格は月額14万円から(契約は年単位)。