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GMOインターネット、AI画像生成サービス「ConoHa AI Canvas」でWeb UI「ComfyUI」を提供
2025年3月10日 16:36
GMOインターネット株式会社は10日、AI画像生成サービス「ConoHa AI Canvas」において、新たなWeb UI「ComfyUI」を3月13日に提供開始すると発表した。同機能の提供は、国内クラウド事業者として初めてになるという。
ConoHa AI Canvasは、Stability AIの最新画像生成AI「Stable Diffusion XL(SDXL)」を、Webブラウザー上で簡単に利用できるサービス。今回のComfyUI提供により、画像生成に必要な各機能を視覚的に配置し、組み合わせることでワークフローを構築するという、自由度の高いAI画像生成が可能となる。
ConoHa AI Canvasでは、2024年8月のリリース以来、「AUTOMATIC1111」をWeb UIとして採用し、インストール不要でブラウザーのみで画像生成を楽しめる環境として提供してきた。一方、最新技術への対応の早さや、設定を簡単に共有できるなどの特長からComfyUIの利用が急速に拡大していると説明。こうしたニーズに応え、AUTOMATIC1111に加え、ComfyUIにも対応することで、初級者から上級者まで、最適なWeb UIを選択できるようになり、より便利にAI画像生成を利用できるとしている。
また、ConoHa AI Canvasでは、高度なAI画像生成サービスを気軽に利用できるよう、3月1日に料金プランを改定した。これにより、ニーズに応じてWeb UIや料金プランを選択できるようになり、より快適で柔軟なAI画像生成環境が利用できるとしている。
ConoHa AI Canvasの料金プランと価格(税込)は、エントリープランの基本料金が月額1100円、Web UI無料時間が10時間、ストレージが30GB。スタンダードプランの基本料金が月額4378円、Web UI無料時間が50時間、ストレージが100GB。エントリープランの基本料金が月額9878円、Web UI無料時間が100時間、ストレージが500GB。無料時間を超過した分のWeb UI利用料金は各プランとも1分6.6円。