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スパイラル、さくらインターネットとレンタルサーバーの取り組みに関する契約を締結

 スパイラル株式会社は18日、さくらインターネット株式会社と、ビジネス活動における顧客の継続的な発展に貢献することを目的とした取り組みに関する、契約を締結したと発表した。

 スパイラルは、主力製品のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」の提供を通して、さくらインターネットが提供するホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」を利用するWordPressエンジニアが、セキュアな環境で安心・安全に個人情報を取り扱うWebサイトの構築や、Webアプリケーションの開発ができるよう支援する。

 さくらインターネットが提供するホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」は、多くのWebサイトに採用されているCMS「WordPress」を使用してWebサイトを構築するエンジニアに広く利用されている。一方で、WordPressはオープンソースかつユーザーが多いため、サイバー攻撃の対象となりやすく、セキュリティ面に不安を感じる利用顧客も少なくない。そのため、制作エンジニアはWebフォーム入力やログイン認証など、個人情報を取り扱う会員サイトにおいて、WordPressのセキュリティ対策を慎重に検討する必要があり、安全性が担保できるセキュアな環境を求めている。

 SPIRALは、データベースやWebフォームなど600以上の充実した機能を組み合わせることで、ユーザーの要望に沿ったWebアプリケーションを、セキュアな環境で安心・安全に作成することができ、WordPressとの連携もできる。

 スパイラルでは、さくらのレンタルサーバを利用しているWordPressエンジニアが、セキュリティ懸念を払拭し、安心・安全なWebサイト構築およびWebアプリケーション開発を支援するため、さくらインターネットと「さくらのレンタルサーバビジネスソリューション」の取り組みに関する契約を締結したとしている。

 取り組みでは、「さくらのレンタルサーバのビジネスソリューション」ページに、スパイラルの紹介ページを設置し、さくらインターネットから「さくらのレンタルサーバ」ユーザーに対して、スパイラルおよびSPIRALを紹介する。専用フォームを経由して申し込んだユーザーは、さくらインターネット利用者特典として、SPIRALアカウント発行費用の20%割引で利用できる。

 官公庁や200以上の金融機関が採用するSPIRALには、データベースやWebフォーム、ログイン認証機能などの600以上の豊富な機能が備わっており、サイトに必要な問い合わせ、申請フォームを、セキュアな環境で構築できると説明。WordPressで作成したWebサイトと連携することにより、SPIRALで個人情報を安全に管理できるため、セキュアな会員サイトも作成できるとしている。

WordPressで作成したWebサイトとSPIRALの連携イメージ図