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CAC、製薬企業の営業部門向けBPOサービスを提供 バックオフィス業務を代行し企業のコア業務への集中を支援
2025年1月20日 16:33
株式会社シーエーシー(以下、CAC)は17日、製薬企業の営業部門におけるバックオフィス業務を代行するBPOサービス「製薬営業バックオフィス業務支援サービス」を提供開始すると発表した。製薬企業の営業部門で発生するノンコア業務をCACが代行することで、利用企業の営業担当者が本来のコア業務に集中できる環境を整えるという。
「製薬営業バックオフィス業務支援サービス」は、製薬企業の営業部門において発生する、マスターデータ管理、デジタルマーケティング運用支援といった業務を代行するBPOサービス。製薬業界に特化した知識と経験を持つCACのスタッフが、利用企業の要望に添って業務をサポートするほか、標準化されたサービスメニューで業務内容を明確化し、効率的な運用を可能にするとした。また、業務内容をカスタマイズできるため、各企業の特定のニーズにも対応できるとのこと。
メニューのうちマスターデータ管理では、各種マスターデータの登録や医療情報管理業者への申請手続きを代行し、社内外の関係先へのデータ/レポート提供、問い合わせ対応などを実施。薬価改定や組織変更といった大規模なマスターデータ更新にも柔軟に対応するという。
また、卸販売データおよび生物由来データの取り込み状況を確認し、エラー調査や各種変換マスターの登録を行う「実消化データ運用」や、医薬品データ提供業者からの市場データの取得およびデータロードなどを実施する「市場データ活用支援」、医療従事者向けサイト、SNS、Webセミナー、メール配信などの運用を代行する「デジタルマーケティング運用支援」などのメニューも用意されている。
なお料金は、サービスメニューごとに提供回数や標準時間を設定した価格体系となっているため、コスト管理が容易になるとしている。