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Synology、ビジネスデータ保護アプライアンス「ActiveProtect」の一般提供を開始

 台湾Synologyは9日、エンタープライズバックアップソフトウェア、サーバー、バックアップリポジトリを統合した、新しいデータ保護アプライアンス「ActiveProtect」の一般提供を発表した。

 ActiveProtectは、複雑なデータ保護を簡素化するように設計され、包括的なプラットフォームのサポート、高度なセキュリティ、スケーラビリティを提供する。

ActiveProtect

 統合ソリューションとして、バックアップ、復元、管理を単一のアプライアンスに統合し、個別のハードウェア、ソフトウェア、サイジング、購入、メンテナンスの必要性を排除する。

 直感的な単一のインターフェイスを通じて、PC、Mac、ファイルおよび物理サーバー、仮想マシン、データベース、Microsoft 365サービスを保護する。 スケーラブルな管理が可能で、ActiveProtect Manager(APM)コンソールが、最大15万件のワークロードまたは2500のサイトの閲覧と監視をサポートし、スケーラビリティとエンタープライズグレードのデータ可視性、およびコントロールを提供する。

 サイバー脅威に対抗するための高度な保護として、不変バックアップ、エアギャップ機能、および規制順守を提供。効率性の面では、グローバルソースサイド重複排除機能により高速な増分バックアップを実現し、ネットワーク負荷を最大99%、ストレージニーズを50%削減し、バックアップパフォーマンスを強化して運用コストを最小限に抑える。

 また、独自の価格モデルにより、企業は一度の購入でプラットフォームの完全なサポートと高度な保護機能を利用でき、追加のサブスクリプションを必要としないと説明。バックアップサーバーの管理は最大3台までのライセンスフリーで、より多くのアプライアンスを含む大規模な展開には、オプションのCMSライセンスを利用できる。