メシウス、SvelteやNext.jsの最新版に対応したJavaScript帳票ライブラリ「ActiveReportsJS V5.1J」

ActiveReportsJS V5.1J

　メシウス株式会社は4日、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新バージョン「ActiveReportsJS V5.1J」を12月18日にリリースすると発表した。

　新バージョンでは、2024年10月にリリースされたフロントエンドフレームワーク「Svelte」の最新バージョン「Svelte 5」に対応した。Svelte 5では使用する構文の仕様が変わるなどの大きな変更が加えられているが、ActiveReportsJSはこの新しい構文にも対応している。2024年10月にリリースされたメタフレームワーク「Next.js」の最新バージョン「Next.js 15」にも対応し、最新の開発環境を使いたいという開発者のニーズに対応する。

　また、レポートデザイナに「データ分析機能」を追加した。この機能は、レポートのデータソースから選択したフィールドのデータ型を分析し、表形式の一覧やグラフなどのさまざまなレポートコントロールを提案表示するもので、デザイン作業の負荷を軽減できる。

　そのほか、新たに「マスターレポート」機能を追加した。帳票作成において、定型的な「会社のロゴ」や「住所」「発行日」「定型文」といったコントロールやデータソースをあらかじめレポートデザインとして作成し、共通化できる。同じ要素を何度も作成する手間を省くことで、効率的な帳票開発が可能になる。

　ActiveReportsJS V5.1Jの価格（税込）は、1開発ライセンスが22万円、1配布ライセンス（1ドメイン）が66万円。