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アイエスエフネット、日系企業の海外拠点でのIT業務を支援する「ISF NET 逆オフショアソリューション」を提供

 株式会社アイエスエフネットは28日、海外に拠点を持つ日系企業向けに、海外拠点でのIT業務を委託できる「ISF NET 逆オフショアソリューション」を提供開始した。

 ISF NET 逆オフショアソリューションは、海外に拠点を持つ日系企業のIT業務を、アイエスエフネットが日本から遠隔で支援するサービス。エンジニアの単価が高い海外に比べて安価で、日本企業の要望に添ったビジネススタイルや言語によるサービスを提供する。現在は、米国、英国、フランス、ドイツ、シンガポール、オーストラリア、韓国、中国を中心にサービス拡大を目指す。

 サービスでは、サーバー移行支援やネットワーク機器のヘルプデスク対応、顧客ソリューション運用プロジェクト対応、日本語および英語対応のヘルプデスクなどを提供。アイエスエフネットのエンジニアが橋渡し役となり、日本拠点とのやりとりやマルチリンガルでの契約書対応、既存ベンダーとの業務引き継ぎといった、顧客の国内外拠点間のコミュニケーションをサポート。海外拠点で勤務する社員のタスクを削減し、コアビジネスに注力できるよう支援する。

 アイエスエフネットは、2023年からパイロットサービスとして同様のサービスを提供しており、これまでの事例では、採用コスト約40%の削減を実現していると説明。より多くの顧客の要望に応えるため、ISF NET 逆オフショアソリューションとしてサービスを体系化し、定番ソリューションとして提供するとしている。