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ジェイズ・コミュニケーション、ゼロトラストブラウザー機能を搭載した「RevoWorks ZONE」を開発
2024年11月8日 15:22
ジェイズ・コミュニケーション株式会社は7日、独自のサンドボックス技術を用いたセキュアなインターネットアクセスソリューション「RevoWorksシリーズ」の追加ラインアップとして、ゼロトラストブラウザー機能を搭載した「RevoWorks ZONE」を新たに開発し、主にオンプレミス環境を対象として、2025年4月1日(予定)から販売すると発表した。
ジェイズ・コミュニケーションでは、多くの企業で各種クラウドサービスを利用したデータ活用頻度が高くなっており、業務上インターネットアクセスが必須になっているが、セキュリティの観点で事業に多大な影響を及ぼすランサムウェアのようなマルウェアなどによる被害が後を絶たないと説明。脅威が侵入する要因の多くはインターネットアクセスが起因する場合が多く、業務で利用するクラウドサービスと一般的なインターネットアクセスが同一のブラウザーで実行されていることによって生じる、セキュリティリスクへの対策が大きな課題となっているとしている。
RevoWorks ZONEは、2024年5月にデジタル庁による「三層分離の廃止」と「ゼロトラストアーキテクチャへの移行」の方針発表を受け、セキュアゾーン機能を中心としたアーキテクチャとすることにより、三層分離型のセキュリティ対策からゼロトラストアーキテクチャへ対応するガイドラインに準じた開発を進めている。
ジェイズ・コミュニケーション独自のサンドボックス技術を応用し、クラウドアクセスとインターネットアクセスを、端末内のサンドボックスとゲートウェイが協調するセキュアなゾーンを形成させ、サンドボックスを構成するセキュリティエンジンが、許可されたプログラム以外の実行を制御することで、マルウェアなどの実行を防御する。
また、インターネットアクセスによる未知のマルウェアなどの侵入に対しても、ローカル環境やクラウド環境への影響を極小化する。これによりRevoWorks ZONEは、DX・クラウド時代に最適で安全なWebアクセスを実現するとしている。
ジェイズ・コミュニケーションでは、RevoWorks ZONEは、RevoWorksシリーズで培った技術を、ゼロトラストブラウザー=エンタープライズブラウザーとして、新たな市場獲得を目指すと説明。今後3年間で20万ユーザーの獲得を目指すとしている。