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UiPath、自社の自動化基盤とSAP Build Process Automationとの統合ソリューションを提供

SAP Solution Extensionsとして販売可能に

 UiPath株式会社は22日、SAPが共同開発し、OEMとして承認・提供している「SAP Solution Extensions」のラインアップとして、自社の自動化プラットフォーム「UiPath Platform」と、SAPのビジネスプロセス自動化製品「SAP Build Process Automation」の統合ソリューションを提供すると発表した。

 今回の統合ソリューションを利用すると、SAPのシステムとそれ以外のシステムが混在する環境であっても、自動化の全体像が把握できるようになり、ビジネスプロセスを簡単に自動化して、全社規模で運用できるようになるという。

 また、自動化ソリューションを迅速かつ効率的に実装するのに役立つ、定義済みのソリューションアクセラレータと実証済みのベストプラクティスも提供するとした。

 こうした取り組みにより、例えば、シンプルかつ迅速にSAP S/4HANA Cloudへの移行を実現するために利用したり、SAPやその他のアプリケーションにまたがって、業務に関するエンドトゥエンドのプロセスを構築することで、自動化のメリットを引き出したり、といったことが可能になるとのこと。