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東芝テック、RFIDによる荷物管理などに対応した物流業務効率化サービス「Logi-Reco V3.0」

 東芝テック株式会社は7日、クラウド型物流業務効率化サービス「Logi-Reco」の新版として、RFID技術を活用した荷物管理の機能などを追加した新版「同 V3.0」を同日より販売開始すると発表した。

 Logi-Recoは、ドライバーや管理者の負担軽減と、誤配送・荷降ろし忘れなどのトラブル削減により、物流業務の効率化を支援するクラウドサービス。

 今回の新版では、RFID技術を活用して配送する荷物の情報を管理することで、効率の良い配送を可能にする新機能が利用可能になった。具体的には、ドライバーが荷物に貼り付けられている二次元コードまたはRFIDラベルを読み取ることで、管理者が荷物の配送状況をリアルタイムに追跡できるようになる。これにより、配送先の間違いや荷降ろし忘れなどのヒューマンエラーを最小化するとした。

 また、ドライバーの運転以外の付帯業務にかかわる作業時間や休憩時間を記録し、クラウドで一元管理可能なため、ドライバーの業務実態の把握と効率化をサポートできるとのこと。

 価格はオープン。なおRFID技術を活用した運用には、RFIDラベルの発行にプリンター、読み取りに東芝テック製RFIDハンドリーダー「UF-3000」が必要となる。