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タニウム、企業のパッチ管理ライフサイクルを簡素化するServiceNowとの統合ソリューションを発表

 米Tanium(以下、タニウム)は現地時間9月26日、エンドツーエンドのパッチ管理ライフサイクルを効率化・自動化し、ITチームが従来のパッチ適用ツールにともなう複雑性や非効率性を解消できるように設計された統合ソリューション「Tanium Patch Management for ServiceNow IT Operations」を発表した。

 Tanium Patch Management for ServiceNow IT Operationsは、タニウムの包括的な自動化ソリューションを、ServiceNow IT Operations Management(ITOM)やSecurity Operations(SecOps)のワークフローとシームレスに連携することで、ServiceNow Configuration Management Database(CMDB)内のIT資産にパッチを適用する。

 パッチ管理をNow Platformと直接統合することで、ITチームは手作業を削減し、ツールを統合して、パッチの効率とコンプライアンスを向上できる。この統合ソリューションには、すべてのIT資産を包括的に可視化し、該当するパッチを識別することや、変更管理ワークフローと承認からパッチ適用を自動化、パッチの履歴、適用、未解決のリスクについて、ServiceNowのネイティブなレポート機能やダッシュボード機能を活用できると説明。また、Taniumのパッチ適用をServiceNowの既存の変更プロセスにシームレスに統合、複雑性を軽減し、管理を強化して、コンプライアンスを確保し、セキュリティ態勢を強化するといった機能やメリットがあるとしている。

 パッチの適用状況とビジネスリスクをより的確に把握できるようにするために、Tanium Patch Management for ServiceNow IT Operationsは、ServiceNow CMDB内のCIにリンクされたレコードとして、パッチをスキャン、識別、レポートする。また、CI属性に基づいて、オープンパッチにビジネスリスク基準を割り当て、コンプライアンス、リスク、レジリエンスを改善します。これにより、顧客はCIの履歴とリレーションシップを含むリアルタイムのパッチ情報を確認し、可視化と管理を実現できる。

 この統合ソリューションにより、ITチームは、ノーコードのServiceNow Flow Designerを使用して、変更記録から直接パッチの計画、スケジュール、承認、適用が可能になるため、手作業を最小限に抑え、パッチの有効性を向上できると説明。また、この機能によって、ツールを統合し、手作業を削減して、企業全体にわたるパッチ効率を確実に監査しレポートできる。また、この機能は、ServiceNowとシームレスに統合されるため、Windows、Mac、Linuxのすべての設定項目でエンドツーエンドのパッチ管理を簡素化し、統合的なプラットフォームでプロセス全体を効率化するとしている。