CTCとDell Technologies、AI／生成AI分野で連携を強化　共同ソリューションセンターの設立などを実施へ

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）とDell Technologiesは2日、AIおよび生成AIビジネスのさらなる協調を目的として、連携を強化すると発表した。

　両社では、ｿリューションの開発やマーケティングでの連携を強化する考えで、具体的には、AI/生成AIに関連した共同ソリューションセンターの設立、ベストプラクティス事例を目指した案件推進、事例をベースにした共同マーケティング活動などを行っていくとした。

　またCTCでは、AI対応のデータセンターサービスや、AIを活用したアプリケーション開発など、関連ソリューションを拡充し、今回の取り組みを推進するほか、今後両社でも体制の整備を進め、AI/生成AIの普及への貢献を図るとしている。

　なおCTCは、1998年からデル・テクノロジーズのストレージ製品を取り扱い開始しており、その後、サーバー製品を含めた導入支援、保守や運用などでも実績を積み重ねてきたとのことで、同社のパートナープログラムの最高位にあたる「Titanium Blackパートナー」に認定されているとのこと。さらに近年では両社で、AIの基盤となるGPUサーバーの提供に取り組んできた。両社では今後、日本国内での取り組みに加え、東南アジア各国での展開も検討する意向である。